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薬剤師の就職先&転職先一覧!※給料が良いのは?新卒ならどこが良い?

薬剤師の就職先&転職先一覧!※給料が良いのは?新卒ならどこが良い?

 

これまでは薬剤師不足で新卒薬剤師の就職先や転職先は引く手あまたでしたが、2006年から開始された薬学部6年制の学生が卒業し、薬剤師の人数が増えた事により、以前と比べると就職活動はきびしくなってきています。

 

また、せっかく新卒薬剤師として働き始めたけど、「思っていた仕事と違う」とか「給料・待遇面で不満がある」、「人間関係がうまくいかない」と言った理由で就職後一年も経たずに転職を考える薬剤師も多いのが現状です。

 

けれどせっかく薬剤師の免許をとったからには、やりがいがあって待遇面でも好条件のところで働きたいですよね。

 

実際に新卒薬剤師は就職や転職に関して

新卒薬剤師の就職状況は?
就職するなら調剤薬局?病院?企業?
ドラッグストアは薬剤師としてやりがいを感じられないって本当?
就職して1年経ってないけど仕事を辞めたい。でも転職先ってあるの?

このように悩んでいる人が多いようです。

 

そこで今回は<新卒薬剤師におすすめの就職先>や<1年以内に転職する場合>についてまとめてみました。

 

これから就職を考えている方や、新卒薬剤師として働き始めたけれど転職を考えている方は是非参考にしてみて下さい。


薬剤師の就職先、転職先の一覧と割合!

薬剤師の就職先、転職先の一覧と割合!

 

様々な就職先、転職先がある薬剤師の仕事ですが、割合的にみて多いのはどういった職場なのでしょうか?

 

薬局、病院、その他の就職先にいる薬剤師がどのくらいいるのか早速見てみましょう。

 

薬剤師の就業状況、就職先や転職先で多いのはどんな職場?

薬剤師は今日本にどのくらいいるのでしょうか?

 

厚生労働省の2016年の医師・歯科医師・薬剤師調査の概況より現在届け出ている薬剤師数は約30万人で、男女比は約4:6になっています。

総数 301,323人 100%
男性 116,826人 38.8%
女性 184,497人 61.2%

(2016/12/31現在)

 

では、薬剤師はどこで働いているのか幾つかのデータを見てみましょう。

施設別の薬剤師数

≪出典:2016年 厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況より≫

 

76%の薬剤師が薬局や医療施設(病院・診療所)に所属しています。

 

薬剤師の所属する企業規模ごとの勤続年数、労働者数、年収

≪出典:政府統計総合窓口e-Stat 賃金構造金統計調査より≫

 

勤続年数が7〜9年となっていますので、多くの薬剤師にとって転職等働き方を変えるというのは、特別なことではなさそうです。また多くの薬剤師が小規模の組織で働いています。

 

次は年齢別に所属先を見てみましょう。

29歳以下の施設別薬剤師数

39歳の施設別薬剤師数

49歳の施設別薬剤師数

59歳の施設別薬剤師数

 69歳の施設別薬剤師数

 70歳以上の施設別薬剤師数

≪出典:2016年 厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況より≫

 

年齢別のグラフを見ると、病院に所属する薬剤師の割合が20代33%・30代20%でしたが、40代以降では15% - 10% - 5%と減少していきます。

 

反対に薬局は20代の50%から年齢があがると60%まで増えるので、最初は病院で働いて薬剤師としての総合的な力をつけた後に薬局へ転職されるケースが多いようです。

 

薬剤師の主な就職先と転職先一覧!それぞれのメリットとデメリットを紹介♪

薬剤師の主な就職先と転職先一覧!それぞれのメリットとデメリットを紹介♪

 

先のデータから薬剤師の多くは薬局、病院で働いています。しかし企業、行政、大学等で働く薬剤師もいました。

 

各就職先でのメリット&デメリットを見ていきましょう。自分自身にあっていて、人生の各ステージでの最適な働き方はどのスタイルがよいでしょうか?

 

就職先 メリット デメリット
病院

・様々な医療者(医師・看護師・検査技師・ソーシャルワーカー等)との接点が多い

 

・学べることの範囲が広い(疾患、検査、カルテ記載、検査値理解等々)

 

・離島での医療提供など病院でしかできない経験が積める。

 

・注射剤、化学療法、救急、チーム医療、病棟業務など幅広い経験を積める(業務内容は勤務先の病院より異なるので就職前に要確認)

 

・医療の提供者としてのやりがいを感じやすい

 

・公務員扱いであれば定期昇給が見込める

・勤務がハード。夜勤、日曜勤務がある

 

・病院薬剤師の年収は他の薬剤と比べると低い

 

・求人が少ない(自ら連絡する必要も)。

 

・公的病院では採用試験を行うためエージェント通して応募はできない

 

・就職する病院によって雰囲気・方針・特徴など様々。よく見学/比較して就職先を決めないとミスマッチが起こりやすい

 

・公務員扱いの場合、本庁勤務など直接患者さんに関わらない部署への転勤等もあり

 

・病院によるが、定期昇給や残業代の条件が良くない施設もあり

調剤薬局

・面分業薬局:多くの医療機関、診療科の処方箋を扱うため幅広く知識、調剤経験を得ることができる

 

・面分業薬局:患者さんとの距離が近く、その人間関係がやりがいにつながりやすい。

 

・点分業薬局:特化した診療科の知識が深められる。

 

・初任給や入社時の年収が高め。

 

・大手チェーン:転居しても受け入れ先の職場あり(低い離職率)。

 

・地方の勤務で高い年収が得られる

・競争が激化しており、他の寵愛薬局との差別化必須

 

・点分業薬局:処方元の医療機関に経営を左右される。業務が単調になりやすい。

 

・給与の伸びが小さい(昇給の見込みが薄い)。

 

・大手チェーン:通勤時間が長くなる職場あり。

ドラッグストア

・初任給高め

 

・OTC医薬品やサプリメントの知識が増える

 

・調剤併設型:医療用医薬品と一般用医薬品の両方あわせて考えられるようになる

 

・幅広く多くの患者さん、お客さんと接することができる

 

・休みは取りやすい

 

・利益率等数字に強くなる

・調剤が併設されていないと調剤経験が積めない

 

・臨床の知識・経験が学びづらい

 

・労働時間が長い

 

・利益率の高い商品の推奨販売スタイルがあわない薬剤師もいる

製薬企業

・給与の伸びが大きい

 

・福利厚生が充実

 

・MR以外にも品質管理、薬事申請、臨床開発、研究など様々な活躍の場はある

 

・成果を出せば結果(給与)に繁栄される

・薬剤師(病院、調剤薬局)

 

・勤務がハード(労働裁量性、長時間労働、プレッシャー)

 

・入社難易度が高い

 

・薬剤師というアドバンテージはきかない。競争激しい。

 

・医療現場に直接関われない

 

・転勤がある

医薬品卸

・数多くの薬品、医療機器の知識を得ることができる

 

・残業は多くない

 

・医薬品の物流や仕入れ価格等の知識も得ることができる

・調剤や服薬指導の経験が積めない

 

・医療の現場から遠い。医療を提供し患者さんに役立っているという実感は持ちにくい

 

・初任給低め。昇給しにくい

公務員
薬剤師
地方公務員(病院・行政)
国家公務員(厚生労働省・麻薬取締官)

・退職金が大きい

 

・福利厚生が手厚い

 

・社会や日本の役に立っているというやりがいがある

・競争倍率が高い

 

・給与が低い

 

・部署移動で業務内容が大きく変わる可能性もある

 

・副業ができない

大学等(研究職)

・新しい治療に貢献できる可能性がある

 

・論文・書籍を出すことで、その世界で注目されることもある

・成果を出さないと上には上がれない

 

・昇進に時間がかかる

派遣薬剤師

・自分の希望する勤務条件を選べる

 

・サービス残業少ない

 

・多くの職場を経験できる

・短期間で職場変更の可能性あり

 

・雇用契約が守られないこともある

 

・雇用条件が不安定

 

・スキルアップができない

 


薬剤師の就職先、転職先で給料が一番良いのは?

薬剤師の就職先、転職先で給料が一番良いのは?

 

給与の面からみるとどこで働くのがよいでしょう? メリット・デメリットでみたように競争が激しい環境や拘束時間が長いと給与は高めです。仕事内容と給与、自分の納得がいくラインを見つけましょう。

 

薬剤師の主な就職先と転職先、初任給や年収を紹介!

薬剤師の主な就職先として「製薬企業・ジェネリック」、「CRO/SMO/MR派遣業」、「医療機器」、「医薬品卸業」、「調剤薬局」、「ドラッグストア」の給与を調査しました。

 

病院は「調剤薬局」のグラフを参照してください(病院は、「調剤薬局」)より少し低めです)。

 

まずは初任給です。

初任給のレンジ

 

初任給は、業界でだいたい横並びが多いです。しかし、最近給与とは別途支給する手当等含み総年収の1/12で支給する企業も出てきております。

 

そのため給与額が多めに見えたとしても、給与+手当の就職先と比較するとそうでもなかったということが有り得ます。

 

手当は職種や地域にもよるため就職前には必ず希望する就職先の給与について比較するようにしましょう。

 

「医療機器」、「ドラッグストア」は、企業により初任給の幅が広がりますので、この業界に就職する場合は企業ごとの給与情報を比較してみましょう。

 

続いて年収です。

年収のレンジ

 

「製薬企業・ジェネリック」では、やはり製薬企業で年収は高め、マネージャーや成果が反映されるMR職では1,000万円を超える高額年収も多いです。「医療機器」では、大手・有名どころのほうが高めです。

 

しかし病院や調剤薬局に比べると入社難易度は上がるため、薬剤師免許以外でも自分のスキルを伸ばす意識をもちましょう。

 

日本だけでなく海外でもチャレンジしてみたいというような考えを持つ方は製薬企業、医療機器で働くほうが、チャンスはあるでしょう。

 

年収は、管理者/マネージャー(人、製品、プロジェクトの管理者)となることで上がります。

 

同じ職場でも管理者となる、職位をあげることで年収をあげることができます。最近では学会やweb講演会で発表する、他の薬剤師や医療職者を指導する薬剤師も増えています。

 

アウトプットを継続することでそのような形での名声、収入を得られる可能性もあります。


薬剤師の就職先、転職先人気ランキング!オススメはどこ?

薬剤師の就職先、転職先人気ランキング!オススメはどこ?

 

今日本にいる薬剤師の所属先、各就職先のメリッド・デメリットおよび給与についてみてきました。人気があるのはやはりあそこでしょうか?

 

薬剤師の就職先&転職先の人気ランキング!

薬剤師の就職先&転職先の人気ランキング!

 

新卒、薬学生に人気なのはやはり調剤薬局 > 病院 > 企業となります。

 

これは20代薬剤師の約85%が調剤薬局・病院で働いていることからも納得ですね。また薬剤師資格を取ったので、まずはその資格を活かした働き方を選んでいるのでしょう。

 

奨学金を受けた学生の中には、返済のために初任給の高いドラッグストアへの就職を決める率が高めです。また奨学金返済サポートする就職先もありますので情報収集をしっかり行いましょう。

 

転職で人気なのは、調剤薬局及びドラッグストアになります。勤務時間が決まっており近年はサービス残業をさせないようになっています。

 

都市部より地方では薬剤師不足感があります。そのような人材採用が難しい地域ではより転職しやすいでしょう。しかし都市部では採用する企業側優位になりやすいです。

 

ドラッグストアでは調剤併設型店舗を増やしてきておりOTC業務より調剤のできる薬剤師が求められています。

 

そのため調剤経験の浅い薬剤師は、転職時にドラッグストアではなく調剤薬局で知識・経験を積んだ方がよいでしょう。

 

ソフトバンクの孫社長の「人生50年計画」を聞いたことがありますか?彼は、「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を1000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」と19歳の時に打ち立て愚直に実行してきました。

 

新卒で就職する薬剤師も、いくつかの先で経験を積み転職する薬剤師も、どう働きどう生きていきたいのか?自分自身の人生プランをまず考えてみてはいかがでしょうか。


病院薬剤師の就職先、転職先の選び方!どんな病院を選べばいいの?

病院薬剤師の就職先、転職先の選び方!どんな病院を選べばいいの?

 

実習も経験し、だいたいは病院薬剤の業務についてわかっているかもしれませんが実習中に全ての業務を経験し理解することは難しいと思います。

 

病院薬剤師業務の内容について確認したい方はこちら(東京都病院薬剤師会)が参考になるでしょう。

 

病院の種類別 就職先選択のポイント

病院の種類別 就職先選択のポイント

 

病院の種類 特徴 薬剤師の人数
一般病院

診療科目は病院による。診療科目が多い総合病院から、少数の科目の専門病院まで。
また急性期・回復期・療養型と総合的な医療を提供するタイプ(ケアミックス)もある。

入院患者70人に薬剤師1人
特定機能病院 厚生労働大臣が認可する高度な医療設備を有している病院。現在全国で85施設ある。承認を受けている病院一覧(厚生労働省) 入院患者30人に薬剤師1人

地域医療
支援病院

主に国、自治体が解説している医療センターや県立病院など。救急医療を提供。全国で500以上ある。 100床あたり4人
療養型病院 看護、介護、リハビリテーション等の必要な医療を受けることができる病院。 入院患者150人に薬剤師1人
精神科病院 医療法で定められている病床(精神病床・一般病床・感染症病床・結核病床・療養病床)のうち精神病床が80%以上の病院。(大学病院や100床上で内科等有する病院は70人に一人の配置) 入院患者70人または150人に薬剤師1人

 

病院により勤務のスタイルや経験できること、身につく知識も大きく変わってきます。

 

一般的には、急性期/診療科目の多い病院では幅広い症例を経験し医師・看護師など他の医療職者とともに高度な知識を用いて活躍でき、慢性期の病院では急性期の病院より時間に追われず公私のバランスがつけやすいです。

 

慢性期の病院の仕事の内容は急性期の病院ほど変化はないので仕事を覚えた後は単調に感じるかもしれません。

 

そのため大学のOBOGや転職エージェントを通じてその病院でどのようなスキルが身に付けられるのか話を聞いて吟味しましょう。

 

また病院への就職は新卒で入るのが一番入りやすいです。中途での病院への転職も可能ですが調剤薬局・ドラッグストアと比べると狭き門になります。

 

卒後年数が経っていない場合、3月初め新卒内定者が国家試験不合格で内定辞退し、空きがでたタイミングを狙うという可能性もあります。

 

国公立か民間病院か?

国公立か民間病院か?

 

国公立の施設では、公務員扱いになります。給与は高くなくても福利厚生が充実しており、社会的な信頼も高いですね。

 

また勤め上げれば退職金が民間より高いという魅力もあります。ただし3〜5年で転勤や配属替えがあります。また病院以外の配属となり調剤スキルが落ちる、身につかない等いうこともあります。

 

民間病院は、本当に病院よって様々になります。ツテをたどって実際に働いている人の話を聞く、転職エージェントに聞くなど内容を事前によく把握しましょう。


ドラッグストアの就職先、転職先の選び方!人気は大手チェーン?地域密着の小型店舗?

ドラッグストアの就職先、転職先の選び方!人気は大手チェーン?地域密着の小型店舗?

 

近年は調剤併設型ドラッグストアも増えてきています。薬剤師とて勤務するなら大手チェーンと地域密着店舗、どちらがよいでしょう?

 

地域密着店では、経営者に近い感覚で働くことができ、将来の独立支援も得られる。

 

また店舗によるかもしれませんが、在宅医療に関われるという強みもあります。ただし職場の人数は限られます。

 

大手チェーンでは、店長としてお店や人材を管理する、患者さんだけでなく多くの人とのコミュニケーションをとり影響を発揮できるという側面があります。

 

また薬剤師としてだけでなく教育担当者や地域・会社を経営するというキャリアプランもあり得ます。

 

そのドラッグストアで何がしたいのか?どうなりたいのか?5〜10年後の自分の姿を想定してみましょう。

 

薬剤師の就職、転職先に人気のドラッグストアは?

薬剤師の就職、転職先に人気のドラッグストアは?

 

企業名 特徴 評価
ウエルシア

売上高1位。調剤併設。
24時間営業に強み。

資本力のある企業
福利厚生がよい
海外研修あり
店長になるとかなりの裁量がる
本部スタッフは土日休み
2018年の人事制度改定で昇給しにくい
調剤併設店の割合が高くOTCと保険医薬品の両方の知識が得られる
本部と現場の温度差がある

ツルハ

売上高2位。調剤併設。
北海道地盤、全国展開。
タイへ海外進出。

研修制度充実
学会発表の機会あり。
福利厚生がよい
昇給しにくい
社内の割引購入制度が魅力
拘束時間が長い日がある
薬剤師免許を使用しない本部(経営、教育、ビジネス開発等)へのキャリアアップもあり
全国転勤あり

マツモトキヨシ

売上高3位。調剤併設。
都市型ドラッグストアで化粧品に強い。
関東を軸に全国展開。
中国のスーパーにプライベートブランド卸売販売。
タイへ海外進出。

matsukiyoLABなど新しい形の店舗で栄養士等と協働できる
福利厚生がよい
シフト調整しやすい
社員割引制度でお得
店舗によっては薬剤師らしい仕事をやる時間が少ないこともある

サンドラッグ

東京西部地盤。西日本にディスカウントストアを展開。
食品に注力し新規店舗出店継続。

研修制度充実
福利厚生がよい(女性が働きやすい)
変形労働制採用
OTC/調剤の双方学べる教育の仕組みがある
ローコストオペレーションのため社員にしわ寄せがいっている

スギ

調剤併設
東海地盤。

福利厚生がよい(女性が働きやすい)
海外研修あり
在宅医療に関わることができる(介護事業者への支援も)
社員割引制度あり
他社に比較して年収が低い

 

若い方なら、年収高いドラッグストアでOTC、調剤の両方の業務を経験し、加えて転勤でいろんな店舗や地域で経験値・視野を広げ稼ぐという働き方もあります。

 

その際に調剤の知識や経験を積んでおくというのは重要なポイントになります。人によっては企業の海外進出に伴い、経験を積んだ後海外で働く方もいるでしょう。

 

出産・子育のステージにあるため、パート/時短勤務で働くというのであれば、勤務地、勤務時間、職場の人間関係等自分の重要視する条件から選んでよいでしょう。

 

自分の求めるものをクリアにして、就職・転職活動をしましょう。

 


新卒薬剤師にオススメの就職先とその理由まとめ!

新卒薬剤師にオススメの就職先とその理由まとめ!

 

まずは自分の「人生50年計画」を作ってみましょう。

 

20代、30代、40代、50代、60代でどのようになっていたいでしょうか?薬剤師免許という資格があるので薬剤師の転職は非常に多いです。

 

しかし安易に職を変えていてはその後の自分自身のキャリア形成や再就職に悪い影響も及ぼすこともあります。最初の就職先で様々な影響をうけ社会人としての基礎が作られるので慎重に検討しましょう。

 

自分の長所や短所、将来的になりたいイメージは?

自分の強み・弱みはなんでしょうか?拘束時間が長く仕事がハードでも高給取りで稼ぎまくりたいのか?

 

小さくても一国一城、独立して薬局経営のしたいのか?いずれは薬剤師とは全く異なるキャリアを立ち上げていきたいのか?

 

薬剤師になりたいのか、薬剤師の資格はほしいが自分の適性から違う方向性がよさそうなのか就職活動が本格化する前に一度じっくり考えてみましょう。

 

他の人の新卒での就職状況について気になる方は「平成29年3月卒業生および大学院修了者の就職動向調査結果報告書」を参考までに見てみましょう。

 

人生において働き方を考えるため、就職して4〜6年目のOBOGを自ら訪ね話を聞く、今はネット上でアウトプットしている人も多いのでSNSで気になった人にコンタクトしてみる、口コミサイトで希望する就職先・転職先の情報を入手する、学生のうちに稼ぐ仕組み作りにトライしてみるなどしましょう。

 

下表を参考にしてみてください。

 

新卒薬剤師におススメの就職先

企業への就職を
目指す方

営業やCRA(モニター)として入社し、その後マネジメント(人またはプロジェクト)、学術/DI、臨床開発、マーケティング等へ進みたい方。
研究につきたい方。研究職は学歴が重要(成績、入社試験の結果、修士号/博士号取得、出身大学など)です。

病院への就職を
目指す方

勉強し続けたい方が向いている。
専門薬剤師へ進みたい方は大学病院への入職を目指す。

調剤薬局 薬剤師として働き続けたい方。将来は大手調剤企業幹部か、独立を考える方。漢方・生薬認定薬剤師取得し漢方薬局などでお客さんをサポートしたい方。
麻薬取締官 日本のために働きたい方。狭き門のため薬剤師資格取得後、薬学技官の募集をチェックすること(厚生労働省麻薬取締部の採用試験の応募要件が29歳以下、薬剤師国家試験合格のため)。

 

新卒薬剤師の給料や手取りの平均は?高年収を目指すなら?

新卒薬剤師の給料や手取りの平均は?高年収を目指すなら?

 

「薬剤師の主な就職先と転職先、初任給や年収を紹介!」で紹介した通り初任給の高いのはドラッグストア、製薬企業です。

ドラッグストア 21〜31万円
製薬企業 21〜29万円
医療機器 20〜25万円
調剤薬局、病院 21〜23万円
公務員薬剤師(6年制薬剤師) 20万9000円

 

しかし、どちらも調剤の知識・経験を得ることはできません。近年は調剤併設型ドラッグストアやOTC/調剤療法の教育制度を整えているドラッグストアも多いですが数では病院、調剤薬局にはかないません。

 

製薬企業の就職では、MR(営業)がおおいでしょう。修士・博士を取得した方なら研究職もあり得ます。

 

営業職に自分自身が向いているのか?自分自身を振り返りましょう。成果が出なければ年収もあがりません。

 

研究職では、研究施設が日本国外に出る可能性もありますし、大学等との連携もあります。世界のどこででも、他人と協働できる知識・スキルを身につける努力が必要です。

 

高年収を狙うなら「MR、外資系で成果を出す」、「地方で薬剤師業務に就く」、「ドラッグストアで売上をあげる」、「ダブルワーク(副業)をする」です。

 

最初の就職で何が身について、何が得られないのか、その後のキャリアにも影響するので年収だけでなくよく吟味しましょう。

 

新卒薬剤師が1年以内に転職するならどこが良い?

新卒薬剤師が1年以内に転職するならどこが良い?

 

離職する前にいくつかやっておきましょう。

 

1.転職市場の状況を確認しましょう

 

薬剤師の転職は、全体としては”売り手市場”と言われておりますが、自分自身が行きたい先では買い手(企業や病院・薬局側)が強い場合もあるでしょう。

 

買い手が強ければ条件交渉等難しくなるでしょう。また求人が出やすい時期なども転職エージェントに聞いてみましょう。

 

2.1年で離職する理由、なぜ最初の就職で失敗したのか?ということを考えましょう

 

今後のキャリアのためにも次の転職は必ず成功させなければなりません。自分に甘えはあったか?社会常識が欠けていないか?出来る対応は全てしたのか?は確認しましょう。

 

自分の視野が狭くなっているのであれば積極的に同じ地域で働く様々な薬剤師に会い話を聞いて見る等行動してみましょう。

 

しかし、企業のリストラ、薬局閉鎖、雇用条件の急な変更、親の介護や配偶者の転勤、病気・怪我など納得の得られる場合、1年で転職する前向きな理由・根拠が説明できるのであれば特に問題ないでしょう。(病気・怪我が理由の場合は転職にあたり回復している必要があります。)

 

1年で転職する場合、辞める理由を解決できるよう優先すべき条件・譲れない条件、妥協できる条件を明確にしましょう。

 

難しい場合は転職エージェントに相談する、自分自身の棚卸をやってみましょう。

 

そうして自分が本当にやりたいこと、関わりたい仕事が見つかったのなら1年での転職が結果的に自分のキャリアにとって良い選択だったということになるでしょう。

 

卒後1年目ならチャンスは多くあります。次の職場で働きたいこと、長く働き続けたいということを伝えられることが重要です。本サイトの転職エージェントを利用しあなたの希望する職場を見つけましょう。


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病院からドラックストアへの転職
病院薬剤師からドラックストアへの転職は様々なメリットやデメリットがあります。転職で失敗しない為に必要な事とは?病院薬剤師とドラッグストアの仕事内容の違いや給料、やりがいについて紹介しているので転職の際は是非参考にして下さい。
失敗しない転職方法!
薬剤師は様々な理由で転職を考えます。しかし転職先でも同じような失敗を繰り返すと言った薬剤師も少なくありません。せっかく転職をするのならより良い職場で働きたいですよね。ここでは薬剤師の転職の失敗例や転職に失敗しない為に知っておきたい事を紹介しています。
大手チェーンの給料やメリット
薬剤師の大手チェーンへの転職は研修やサポート体制によって薬剤師としてのスキルを磨くと言うメリットもありますし、将来的な安定と言うメリットもあります。しかし給料が下がる場合もありデメリットがあるのも事実です。大手チェーンへ転職するメリット・デメリット、給料などについて紹介しています。
薬剤師の転職事情と最新状況
薬剤師はその国家資格から転職しやすい職業です。現在でも数多くの薬剤師が転職を考えています。そんな薬剤師の転職の最新事情やその状況はどうなっているのでしょう。薬剤師が転職を考える事情や職種別の募集状況など詳しくまとめています。
薬剤師の転職の流れ
転職したい!と考える薬剤師はたくさんいます。しかしいざ転職と考えても何から始めたらいいの?と悩む人も多いと思います。そんな方の為に円満に退職するコツや転職までの流れ、転職支援サービスを受ける流れをまとめていますので是非参考にしてみて下さい。
年収アップのコツ!1000万への道
薬剤師として働いていたら、一度は転職して年収アップしたいと考えるのではないでしょうか。また、年収1000万稼ぎたいと考える人もたくさんいます。そこで転職して年収アップする為のコツや年収1000万稼ぐための方法など詳しく紹介しています。転職して年収アップを考えている人は是非参考にしてみて下さい。
調剤未経験の転職
調剤未経験での転職は仕事についていけるのか?採用されにくいのではないか?といったような不安がつきものです。そこで調剤未経験での転職で良くある疑問やおすすめの転職先、上手な転職先の探し方などを紹介します。調剤未経験で転職をためらっている方は是非参考にしてみて下さい。
転職回数が多いと不利?
薬剤師の転職や求人に関する役に立つ情報を随時紹介して行きます!転職にはハローワークか求人サイトどちらが良いか?また転職サイトの比較や、高収入の求人情報を得る方法などを紹介していきます。今現在職場に不満を抱いている薬剤師は是非チェックしてくださいね!
採用される薬剤師
薬剤師は転職しやすい職業と言われていますが、最近は薬剤師飽和などと言われ、転職活動を行っても不採用になる薬剤師もたくさんいます。転職で採用されやすい面接のコツや不採用になる薬剤師の特徴などについて記事をまとめました。これから転職を考えている人は是非参考にしてみて下さい。
企業薬剤師への転職
様々な働き方がある薬剤師ですが、中でも今回は企業薬剤師にスポットをあてて紹介させて頂きます。これから企業に転職を考えている薬剤師の方は是非参考にしてくださいね。
ボーナス後の転職と相場
転職をする際にはボーナス後が良いといいますが、その理由や注意する点などはあるのでしょうか?今回は薬剤師のボーナスと、ボーナス後の転職に関してまとめてみました。
保険薬局の求人や転職
今回は薬剤師の中でも”保険薬剤師”や”保険薬局”の求人に関してまとめてみました。保険薬局と調剤薬局の違い、保険薬剤師にしかできない事とは?などについて紹介していますので、もし今現在保険薬剤師や保険薬局に興味があると言う事なら是非参考にしてくださいね。
専門薬剤師の給料や転職
専門領域に特化した知識や経験を活かす事の出来る専門薬剤師について、今回は給料や手当、なる為の方法や求人などについてまとめてみました。今後専門薬剤師を目指そうと考えていたり、今現在専門薬剤師として転職を考えていると言う事なら是非チェックしてくださいね。
薬剤師の派遣まとめ!
今回は派遣薬剤師に関して、派遣という働き方のメリットとデメリット、さらに高時給求人を見つけやすいおすすめの転職サイトなどをまとめてみました。今現在派遣で働いていたり、これから派遣薬剤師として働こうと考えている方はぜひチェックしてくださいね。
薬剤師の面接まとめ!
薬剤師として転職を考えた場合、面接の際の志望動機や採用される受け答えについては悩んでしまいます。そこで今回は薬剤師の面接に特化し、志望動機の具体例や逆質問に対する回答などをまとめてみました。
薬剤師に人気の転職先!
薬剤師の転職に関して、人気のある大手企業やチェーン薬局などをまとめてみました。今後転職を考える際には、人気のある企業や薬局も検討するかと思いますので、是非参考にしてくださいね。
子育て中のベストな働き方
結婚して子供がいるママさん薬剤師にとって、子育てと仕事の両立は切っても切り離せない問題です。今回はそんなママ薬剤師におすすめの職場や働き方に関してまとめてみました。
転職にベストな時期とタイミング
転職のタイミングや人それぞれですが、自分にとって一番ベストな時期やタイミングに関して迷う人も多いのではないでしょうか?今回はそんな転職のタイミングに迷う薬剤師に役立つ内容をまとめてみました。
認定薬剤師の転職や手当!
今回は薬剤師の中でも認定薬剤師をピックアップして、平均給与や手当、求人情報の探し方などについてまとめてみました。今現在認定薬剤師の方や、これから認定薬剤師の資格を検討している方は是非参考にしてくださいね。
クリニックの年収や仕事内容は?
薬剤師の活躍する職場の一つにクリニックがあります。家庭との両立やスキルアップの為、クリニックに転職する薬剤師は多いようです。クリニックで働く薬剤師の年収や給料相場、仕事内容や高待遇の求人の探し方などをまとめています。クリニックへの転職を考えている薬剤師の方は是非参考にしてください。
転職サイトは新卒でも登録可能?
薬剤師の方が転職する時、薬剤師専門の転職サイトを活用すると言う人が増えています。そういった薬剤師専門の転職サイトは新卒や新人の薬剤師でも利用可能なのでしょうか。新卒が登録するサイト注意事項や新卒が転職サイトを活用するメリット、転職先などについて紹介しています。
薬剤師の派遣求人の探し方
薬剤師は社員や長期勤務パートとして勤めると言う方が多いですが、中には派遣や短期、単発での勤務を希望している方や求人を出している企業があります。派遣として勤務する薬剤師の仕事の探し方や短期勤務の求人、高額時給の求人を紹介しています。短期や派遣の仕事をお探しの方は是非参考にしてください。
転職相談とアドバイスについて
転職で成功するには、ちょっとしたコツや秘訣を知っておく必要があります。今回は薬剤師の転職相談やアドバイス、転職成功のコツなどをわかりやすくまとめてみました。今現在転職を考えている薬剤師の方は是非参考にしてみてくださいね。