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休職中の薬剤師は転職が難しい?スムーズに職場復帰する方法
さまざまな事情から休職している薬剤師の方もいらっしゃいます。
その場合、以下の様にいろいろな悩みや迷いが出てくるものですよね。
●「うつ病で休職、職場復帰が心配…」
●「休職したはいいものの、退職したほうが良かったのではと思い始めている」
●「休職中の転職活動ってありなの?」
今回は、こうした悩みの解消につながるような情報を紹介していきます。
悩み多き職場復帰、問題なのは「頑張りすぎること」
休職期間を終えた後の職場復帰で感じる気まずさは、風邪で1週間くらい学校を休んだ後に登校するときの気まずさと同じです。
それまで離れていたところに再び戻るというのは、誰だって勇気のいることです。そんな職場復帰で心がけたいことを、いくつか紹介していきます。
まずは心身を慣らすことを心がける
薬剤師として職場復帰したばかりの頃は、以前のようなテキパキとした動きができずに自分を責めたくなることもあるかもしれません。
ですが休職期間があるわけなので、いきなり以前と同じ動きができるわけはありません。
ですから自分を責めることなく、まずは職場に慣れることから始めていきましょう。
1日無事に職場で過ごすことができれば、後で自分をたっぷりと褒めてあげてください。
心の病の再発を防ぐためには
うつ病などの心の病を発症して休職する方も多くいます。そういった場合、職場復帰後に心配なのが再発の可能性です。
体調に波があるように、心の調子にも波があります。中には心の調子が良いときに服薬や通院を自己判断で止める方もいますが、これは良くありません。
それが再発の可能性を高めてしまう要因にもなりえるえので、調子が良い時でも服薬や通院は継続すべきです。
また、心の病の再発防止には「頑張り過ぎないこと」も大切です。
「休職していた分まで取り戻そう」と頑張りすぎる方がいますが、休職後は気力体力ともに低下している時期でもあるので無理は禁物です。
規則正しい生活を心がける
休職期間中は不規則な生活を送っていた方もいるかもしれませんが、休職後は以前と同様に勤務していかなければなりませんから、やはり規則正しいリズムで生活することが求められます。
またうつ病など心の病の改善にも、規則正しい生活というのは大切です。
3食の食事を毎日同じような時間帯に取り、同じような時間帯に就寝することによって、生活リズムもだんだんと整っていきます。
薬剤師が抱える退職への思い!休職とどっちがいいの?
薬剤師を含めた社会人にとって、休職か退職のいずれかを選ぶというのはとても大変なことです。
この場合、どのようなことがその判断基準となるのでしょうか。
休職or退職、どちらが自分にメリットがあるか考えてみる
「休職と退職、どちらを選択すればいいのか」と悩む薬剤師の方も多いはずです。
ですが実際のところ、休職と退職とを比べた場合、退職という判断のほうが下しやすいのではないでしょうか。
休職の場合は復職のことを考えなければならず、それを思うとどうも憂鬱になってしまうという方も多いです。
一方退職の場合、それを言い出すまではいろいろと葛藤もあるかもしれませんが、退職してしまえば前の職場のことを考えなくてよくなるわけですから、その分休職に比べると気が楽と言えます。
しかし、今の職場以外考えられないというほど魅力ある職場で働いている薬剤師の方からしてみれば、退職よりも休職のほうがメリットが高いと思うかもしれません。
要は、どちらの選択が自分にとってよりメリットがあるかというのが、休職か退職かを決める上でのひとつの判断基準となるわけです。
休職したけれどやっぱり退職、というパターンも多い
休職をした薬剤師の方の中には、その職場を退職して別の職場に転職をしたという方も多くいらっしゃいます。
休職したはいいものの、やっぱり職場復帰は厳しい…となったときでも、こうした方法によって薬剤師として復帰することが可能なので、休職についてはあまり重く考えなくてもいいのではないでしょうか。
ただもし転職への興味が出てきたとしても、休職中の転職活動についてはオススメできません。
休職中に薬剤師転職サイトで求人をチェックするくらいであれば問題はないでしょうが、本格的に転職活動をし、さらには転職先が決まってしまったとなると、その内定が取り消されるなどの問題に発展する可能性もあります。
休職期間中というのは復帰するための充電期間ですから、その期間中に転職活動をするというのはどう考えても褒められたものではありません。
一度退職をしてから転職活動をしたほうが気持ち的にもスッキリするはずですから、休職中に転職に興味が出てきたという薬剤師の方は、まずは退職手続きを済ませることから始めていきましょう。
さて今回は、薬剤師の休職や復職、退職などを取り上げて情報をお届けしてきました。
薬剤師の方であれば、休職期間を経て退職し、転職活動を成功させることのハードルはそこまで高くありませんから、自信を持って転職活動に臨むことができるはずです。
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