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薬剤師の退職金、平均相場や貰えるケースは?
薬剤師を続けていると、「全然昇給しなくてこの先不安」「今の職場でいいのだろうか?」「環境を変えたい」「もっとスキルアップしたい!」というように悩む事はありませんか?
もしかするとあなたも、今の職場から転職を考えたり、退職したいと考えているかもしれません。・・・そんな時に気になる人も多いのが退職金についてです。次に仕事を探すにしても、仕事をリタイアするにしても、生活の為に退職金があった方が良いのは間違いありません。
また、長年勤務した場合に退職金が無いというのは、悲しいものです。そこで今回は薬剤師の退職金についてまとめてみました。
● 薬剤師って退職金はもらえるの?
● どのくらい勤務すれば退職金がもらえるの?
● 薬剤師の退職金の平均相場は?
● 薬剤師の勤務先によって退職金は違うの?
いざ退職するとなっても、次の仕事の事やお金の事について不安になりますよね。そんな時に退職金があれば少しは心に余裕を持つ事が出来るかと思います。と言う訳で、是非当記事を退職の際の参考にして貰えればと思います。
薬剤師は退職金がもらえる?勤続年数は?
薬剤師は退職金をもらえる?
薬剤師が退職する際の退職金は、病院、調剤薬局、ドラッグストアなど勤務先によっても全く異なります。さらには企業によって退職金がもらえる所もあればもらえない所もあります。
雇用形態によっても貰えない場合があり、一般的に退職金が支払われるのは正社員の場合です。薬剤師と言っても、退職金については通常の会社員と同じ考え方です。
退職金と言うのは絶対に支給されなければいけないものではなく、払う払わないは会社の自由なのです。
大規模な病院や企業薬剤師、全国展開の調剤薬局や大手のドラッグストアでは、福利厚生や退職金の制度がある所が多く、ある程度の退職金は期待できるでしょう。
反対に小規模な薬局や個人の病院などでは退職金の制度が導入されていなかったり、支払われても少額である場合が多いのです。
今、働いている病院や薬局で退職金がもらえるかどうかは、就業規則などで退職金制度があるかどうか、どのくらい支払われるかといった項目があるので、まずは確認してみましょう。
勤続年数がどのくらいまでだったら退職金が貰えない?
薬剤師はどのくらい勤務すれば退職金が貰えるかというと、これも一般の会社員と同様、会社の退職金の制度によって異なって来ます。
基本的には勤務先の退職金の制度が整っている場合1年以上勤めているのであれば支給されるケースもあります。
しかし1年で退職した場合の退職金の支給額は微々たるものなので、3年以上勤務した場合に支払われる、といった規定をしている会社が多いようです。
中には5年以上勤務した場合と規定している会社もあります。どのくらいの勤務で退職金が貰えるかという事も、今の職場の就業規則などで確かめると同時に、次に転職する先の就業規則についても事前に調べておきたい所です。
薬剤師の退職金の平均相場は?職種によって退職金はどのくらい違う?
薬剤師の退職金の平均相場は?
薬剤師の退職金の金額は、一般の会社員と同様勤続年数によって大きく変わって来ます。また、大規模な病院や薬局になる程退職金の金額は高条件になります。更に退職理由が会社都合か自己都合かでも変わって来ます。
退職金の制度が退職一時金制度の場合、「退職金=退職時の月給×勤務年数×支給率」という計算式によって計算されます。この支給率は会社や勤続年数によってかなり異なります。
例えば勤務年数が5年で月給が30万円、支給率が3.0%とすると30万円×5×0.3=45万円、勤務年数が30年で月給が50万円、支給率が5.0%とすると50万円×30×0.5=750万円となります。
小規模の薬局や病院などでは中小企業退職金共済という制度に加入している所も多く、掛け金の月額が1万円の時の退職金の相場は5年で608,200円、30年で4,213,100円となります。
職種によって退職金はどのくらい違う?
ここまでお話しした通り、退職金は会社や退職金制度によってかなり異なって来ます。薬剤師の勤務先と言うと調剤薬局、病院、企業、ドラッグストアなどがあります。
調剤薬局やドラッグストアでの退職金の相場は5年で約30万円、30年で約500万円程度と言われています。
病院勤務の場合は国立、私立によって差が出ます。国立の病院の場合35年以上の勤務で1000万円を超える場合もあります。私立病院の場合は35年以上の勤務で約700万円が相場だと言われていますが、これらもあくまで今までの前例を参考にした数値となりますので、勤務する事業所によっては大きく変わる可能性もあります。
薬剤師の退職金の相場は病院や調剤薬局など勤務先や勤務年数によってかなり異なって来ます。
会社の規定によっては貰えない場合もあるので、退職を考えている方はすぐに総務の方に相談するか、就業規則を確認してみましょう。
これから転職の際は、給料や賞与、福利厚生のほか新しい職場の退職金についてもチェックしてみるといいかもしれませんね。
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